2018秋 北海道旅行(1)
9月6日に発生した胆振東部地震。
それから2週間後に予定していた北海道旅行ですが、余震も少なくなってきたようなので予定通り出発しました。
初日、2日目が洞爺湖、3日目は登別温泉、最終日は支笏湖へ宿泊です。
洞爺湖の宿泊は「きつつきカナディアンクラブ」
予想以上、大満足の滞在となりました。ログハウスからは洞爺湖が一望でき、夜の花火も見ることができました(花火のことを知らなかったので、何かドンドン音がするなぁと思い外を見たら花火でした!)
こんなロケーション↓。今写真を見返してもきれいだなぁ、また行きたいと感じます。
部屋から見える朝焼け。
お部屋は水回りを新しくした直後だったようでとてもきれいで驚きました。お風呂はバリアフリー化されていて広かったです。
お食事はどれも美味しく、朝の卵焼きと、採れたてのトウモロコシから作ったスープが最高でした。
地震の影響で宿泊がほとんどキャンセルされてしまったそうで、初日は2組、2日目は我々1組だけでした。ただ登別温泉や支笏湖は満室だったようなので場所にも依るのかな?と感じました。
1泊した翌朝、ゆっくり朝食を済ませまずは「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」へ。
↓私設内の写真はこちらに掲載しています↓
有珠山や洞爺湖を中心とした地質、植生、生物につてい紹介されています。
そもそも有珠山目当の旅行でしたが「あれ、有珠山ってプレート性の火山フロントだったっけ?」の状態でした。感覚的に沈み込み帯からはかなり距離があると思い込んでいました(実際図解を見ると平面距離的には離れているようです)。
沈み込んだプレートの表面が100〜150kmの場所に火山フロントが現れるとのことですので、有珠山周辺のプレートの沈み込みは傾斜が緩やかということになるのでしょうか?(下ページ参照)
これについては別途調べることとして、、、
併設されている火山科学館は有料で600円。イチオシは映像です。席も階段状に設置されていて見やすく、有珠山火山の歴史や近年の火山活動、被害、避難の様子、などを知ることが出来ます。科学的な展示物や説明は思ったより少なく、物足りなく感じました。
さて、お次はすぐ隣の敷地にある「ジオパーク 大地の恵み」展へ。
建物の3階にあるのですが、反対側のスペースは2008年に開催された洞爺湖サミットの記念館でした。
入り口。
「展」とうたっているだけあり、写真や岩石の展示がメインとなっていました。
その他写真はこちらに掲載しています。
さて、お次は今回の旅の目的である「有珠山」へ。
晴天にも恵まれ、出迎えてくれた「昭和新山」の美しいこと!
ロープウェイで有珠山山頂を目指しますが、出発前に「洞爺湖有珠山ジオパーク 火山村情報館」へ。お土産屋さんが立ち並ぶ一角にこじんまりと存在しています。
その他写真はこちら↓に掲載しています。
ロープウェイからの景色。左に見えるのが「洞爺湖」、右に見えるのが「昭和新山」です。
ロープウェイを降りると大有珠(733m)が目の前に!
ここからは外輪山遊歩道をウォーキング。
「火口原展望台からの景色。蟻地獄のように穴があるところが「銀沼火口」。
尾根のすぐ下に小さい煙が何箇所も上がっていました。
銀沼火口に近づくと煙や硫黄により黄色くなった部分がよく見えます。
楽勝だと思った外輪ウォークですが、傾斜が急なところがあり結構な運動となりました。久しぶりにふくらはぎが筋肉痛になりました。。
ロープウェイで下山した後は「三松正夫記念館」へ。館長の三松三郎さんがいらっしゃり、直接お話することができてよかったです。
写真は↓こちら↓に掲載しています。
念願の有珠山・昭和新山を見た後は洞爺湖から唯一流出する川にある「壮瞥滝」をちらっと見て、、、
道の駅「そうべつ情報館i」 に立ち寄り、アイスクリームをいただきました。
カップの下にコーンフレーク、ソフトクリームの上にはたっぷりのリンゴ。とっても美味しかったです。
2階に有珠山の情報コーナーがありました。
最後に「白絹の床」を見学。 見たことのない川底の色に驚きでした。
その他の写真、映像はこちらに掲載しています↓
↓旅の続きはこちら↓
2018夏旅行③ 城原海岸
今年2度目の城原海岸。前回来てとても気に入った海岸です。
真夏でしたが2時間位いて、海にもぐったり、石を探したり、岩を眺めたり。
水が綺麗なので魚も見えます。ウツボみたいなニョロニョロしたのもいました。
そしたクラゲも。。チクチクやられました。
毎回この岩の色のグラデーションに魅せられます。ウットリ。
天気にも恵まれ幸せなひと時でした。
飛行機まで時間があるので甘い物タイム。
「橋本牧場 イタリアンジェラート アイス工房」へ。
「ラムレーズン と ブルーベリー」をいただきました。
さっぱりした口当たり。甘さは若干控えめでちょうど良かったです。お客さんも多く、賑わっていました。
旅の締めくくりは「西因幡県立自然公園」
安山岩質の板状節理が発達しています。
釣りをしている人がちらほらいらっしゃいました。結構急な崖がある岩場なので足元注意です。
今回の旅はこれにておしまい。
2018年夏旅行② 丹波〜豊岡〜玄武洞〜城崎
本日朝一で訪れたのは春日神社の裏にある「野村断層」。
丹波市のホームページの記載を抜粋
地殻の力が作用して生じた地層の食い違いを断層という。巨大な力をうけるため断層にそって破砕帯がみられ、しばしば粘土を生じている。
野村断層は左横ズレの断層であり、垂直成分はなかったことが断層面に残された条痕からわかる。断層面はチャ-トからなり、走向は南北線より26度西に向き、傾斜は65度東へ傾いている。破砕帯の幅は20m以上で美しい鏡肌をもち断層面の南西側につづいる。その部分は著しく破砕されているが粘板岩・砂岩からなる。この部分はもろくなっていて、はげしく浸食された結果断層面があらわれたものである。
約30mある崖高は断層の運動とは関係なく浸食によるものである。断層の運動量は不明だが、破砕帯の幅からみるとかなり大きいと思われる。
この断層は、この地方の地形形成についての示唆を与えている。
向かって右上方向に入っている線が条痕のようです。
横から見た写真。
文献が見つからず、いつの時代に動いた断層なのかはわかりませんでした。。
さぁ、今回の旅行の主目的、「玄武洞ミュージアム」と「杞柳のかごバッグ」を目指します。3ヶ月前に玄武洞に来たのですがこの2つが心残りで再訪しようと決めていたのです。
のどかな田園風景
途中「道の駅 おばあちゃんの里」 に立ち寄りました。
「ジェラート&スイーツ工房 紡」で朝からジェラート。
私は「木いちごミルク」
夫は「黒豆豆乳」
こってり濃厚でした。
ずんずん進んで豊岡市に到着。
車を停めてカバンストリートでかごバックを探します。ただ杞柳の籠バッグは手作りだけに、いつも店頭の品揃えが良いわけではないようでした。お店の人とお話ししたところ、そのお店では冬の方がよく売れるそうで、(よく売れるということは、在庫も多くなるのか?)”気に入ったのが入荷するまでちょこちょこ顔を出すといいわよ〜”、言われました。
残念ながら気に入ったのがなかったので、玄武洞ミュージアムの売店にあることを祈って進みます。
振り返ると前回、玄武洞にあるショップに来た時に皇后美智子さまが持っていたという籠バックに一目惚れ。。でも買わずに帰りました。
購入に踏み切れなかったポイントは、ちょっとバックが小さめなところです。庶民は色々物を入れて歩き回るので、実用的ではないな、、と。
でも籠バッグへの思いが断ち切れず。。
玄武洞ミュージアムで籠バッグさんたちに再会し見てみると、やっぱり美智子さまのバッグはずっと眺めていたいほど愛らしかったです。
雅子さまが使用していたモデルもあり、、って今更ですが皇室御用達ですね!
悩んだ挙句に選んだものはこちら。中くらいのサイズ。
小西さんという熟練の工芸士さんの作品です。
一生ものなので、何かあったら連絡をして対応してもらえるように、自分の連絡先を購入時に記入しました。
そんな買い方は始めて。大切に使わせていただきます!
テンションが上ったまま、念願の「玄武洞ミュージアム」の見学。
まずは1階。玄武洞の歴史
博物館ではあまり見かけない、観賞用の石が展示されていたのも良かったです。
そして地元の鉱物
2階に行くと世界の鉱物がたくさん展示されていました。
電気石で作った鳥?の彫刻。ラベルが鳥の脚に引っかかってる!
恐竜のレプリカもありました。ティラノサウルスですね。
こちら素敵な化石。白い壁に映えインテリアとしていいなぁと思いました。
玄武洞ミュージアム、入場料しっかり取るなぁ、思いましたが、お値段以上、期待以上で良かったです!
ただ1つ言ってしまうと、説明文を読もうとしていると、近くにある繰り返し流れる別の音声説明が耳に入ってしまいなかなか集中できませんでした。そんな場所が1階に2箇所くらいあったかな?
この日は城崎温泉で宿泊。お盆前でしたが、ゴールデンウィークのときと比べお風呂は随分と空いていました。
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